はじめに
「下着なんて適当に選べばいい」と思っていませんか？実は、男性の下着選びには心理的な影響があり、お気に入りの下着を着用することで気分が上がることが研究で明らかになっています。
今回、ワコールホールディングスが実施した「男性の心理と下着に関する意識調査」のデータをもとに、男性が下着に対してどのようなこだわりを持っているのか、下着の選び方が心理的にどのような影響を与えるのかを詳しく解説します。
1. 男性の下着選びの実態
1-1. 下着にこだわる男性はどれくらいいる？
調査によると、男性は「こだわり派」と「非こだわり派」に分かれ、約3割の男性が「こだわり派」であることが分かりました。
✔ こだわり派（約30%）：特に気に入った下着を選び、場面によって使い分ける
✔ 非こだわり派（約70%）：特に気にせず、適当に選んでいる
年齢が若いほどこだわりが強く、20代～30代の男性は「デザイン性」や「履き心地」を重視する傾向がありました。
1-2. 下着は誰が買う？
- 約60%の男性が自分で購入
- 20代男性の74.3%が自分で選ぶ
- 年齢が上がるほど「家族やパートナーに買ってもらう」割合が増える
特に「こだわり派」の男性は7割以上が自分で下着を選び、一方で「非こだわり派」は約24.3%が「家族やパートナーに買ってもらう」と答えています。
2. 下着の種類と着用状況
2-1. 人気の下着タイプは？
✔ トランクス（75.2%） → ゆったりした履き心地が人気
✔ ボクサーパンツ（48.7%） → フィット感とデザイン性が支持される
✔ ブリーフ（26.0%） → 年配層を中心に根強い人気
✔ ビキニ・ふんどし・Tバック（10%以下） → 特定のこだわり層が愛用
2-2. 年代別の着用率
- 20代はボクサーパンツ派が多い（64.1%）
- 30代以降はトランクス派が増える
- 50代～60代ではブリーフ派が多い
また、「こだわり派」はボクサーパンツを好む傾向があり、「非こだわり派」はトランクスやブリーフを選ぶ人が多いという結果も出ています。
3. お気に入りの下着がもたらす心理的効果
「お気に入りの下着」を着用することで、男性はポジティブな気分になることが調査から分かっています。
3-1. お気に入りの下着のイメージ
調査では、「特に気に入っている下着」を想定したとき、次のようなイメージが浮かぶことが分かりました。
✔ 清潔感（43.4%）
✔ シンプル（39.7%）
✔ 風通しが良い（37.0%）
✔ やわらかい（22.6%）
✔ カッコいい（17.5%）
特に「こだわり派」の男性ほど、「かっこいい」「紳士的」「上品」という要素を重視していることが分かります。
3-2. 着用するシーン
では、どんなときに「お気に入りの下着」を履くのでしょうか？
- 恋人や妻とのデート（32.8%）
- 旅行（27.9%）
- 健康診断や病院に行くとき（23.3%）
- 友人との旅行（21.7%）
- 仕事や学校関係の出張（17.3%）
つまり、「誰かに見られるかもしれない」場面では、特にこだわりを持って下着を選ぶことが多いようです。
3-3. 下着が与える心理的影響
「気に入った下着」を着ると、次のようなポジティブな心理効果が得られることが分かりました。
✔ 安心できる（49.7%）
✔ リラックスできる（39.2%）
✔ 気合が入る（29.6%）
✔ パワーをもらえる（22.2%）
✔ 恋愛気分が盛り上がる（15.9%）
特に20代男性は、「気合が入る」「自信が持てる」「恋愛気分を盛り上げる」など、積極的な気分になれる効果を実感していることが特徴です。
まとめ
男性の下着選びは、単なる衣類選びではなく、心理的な影響を与える重要な要素です。
- 「こだわり派」の男性は、デザインや履き心地を重視し、場面に応じて下着を使い分ける傾向がある
- お気に入りの下着を着ることで、気分が上がったり、自信が持てたりする
- 恋愛や仕事、スポーツなどの場面で、下着が心理的な支えとなる
これを機に、自分の下着選びを見直してみてはいかがでしょうか？
「ただのパンツ」と思わず、気分が上がる一枚を選んで、日々の生活をより快適にしてみましょう！
この記事を書いた人 Wrote this article
otokonopantu
イラスト練習を兼ねて、当サイトを運営しています。 パンツは見えないおしゃれではありますが、お気に入りのパンツを履いている実感が、毎日を楽しくしてくれる経験をしましたので… 「パンツ一枚で、世界は変わる」をテーマに、当サイト「男のパンツ図鑑」を運営しています